ナチュラル・ボーン・タグ・ハンター
生後7ヵ月半の我が家の赤ちゃんの最近の様子について。
信じられないサーチ能力
とにかくそのサーチ能力(索敵能力)がすごい。
バウンサーの上に乗せた状態で、タオルやおくるみを掛けてあげるとすぐに見つけ出す。
夜、布団の上に寝かせて、寝かしつけを行っていると、ズリバイで一直線に目的のもの目掛けて移動。そして手に取り、食べ始める。
遠くからも、それが獲物なのかそれ以外なのか、判別出来ているようだ。
生後半年くらいの赤ちゃんの視力って0.1以下しかないと聞いたが…私も近視で0.1以下なので、自分が裸眼で見えている世界を同じ世界を見ていると思っていたが、どうやら私以上の視力を持っているに違いない。
行動力、およびスピードの異常性
標的を見つけてからの初動、および標的を確保するまでの時間が恐ろしく速い。サバンナでチーターが獲物を狩る姿とその姿が重なる。ここは布団という名の大草原である。
生後7ヵ月の赤子というのは、これほどまで速く動くことが出来るのかと驚愕する。秒速何メートルのスピードになるのか計算しようとしたが、ダメだ、速すぎる。
また、目が恐ろしく真剣である。声も上げずにただただ獲物に最速で近づいていく。そして口で捕らえる。標的を狩る際のアジリティ(俊敏性)はハンターのそれである。
げに恐ろしきかな。
一心不乱に食す
まるで何かにとりつかれたかのように、一心不乱に舐め、食す姿は将来のサバンナで飢えたチーターかライオンか、あるいはアマゾンのピラニアか。
アスリートの風貌すらある。非常にストイックである。
しばらく観察しても、一向に止める気配はない。一度獲物を捕まえると、10分20分の単位で喰らい続ける。獲物は、完全にオーバーキル状態である。もう・・・やめてあげて・・・
時々、長めの獲物を丸のみにして、せき込む。
目を離した隙にそんなことをしているので、我々は焦って近寄り、すぐに止めさせるが、「まださせろ!まださせろ!」と目がうるさい。両手がしなる鞭のように繰り出され、獲物を狙って空を切る。そして、獲物が自分の手の届かぬところに行ってしまったことを悟り、泣く。
洗練された捕獲力
上段で少し触れたが、両肩から延びる長い腕は、鞭のようにしなり、食虫植物のように瞬時に獲物を捕らえ、離さない。
食虫植物って例え、それでいいのか。「まるでクリオネのように」のほうがしっくりくるだろうか、あるいは「まるで猛禽類のごとく」か、それとも怪盗キッドかルパン三世か。
まあよい。
その洗練された捕獲能力は、いつの間に習得したのか、定かではない。あるいは、生まれついてのギフテッドかもしれない。
なんの話?
あ、毛布とか、タオルについてるタグのお話です。
駄文失礼しました。