もじさんぽ

絵本の読み聞かせと育児を楽しむ日記

【生後3ヶ月】おむつなし育児を初めてみました

おむつなし育児という言葉を聞いたことがあるでしょうか。いつだったかネットでたまたま知って、3ヶ月ごろになったら始めてみようと思っていました。

 

我が家の赤ちゃんも3ヶ月を迎えるので早速トライしてみた結果をレポートしたいと思います。

 

おむつなし育児とは

おむつなし育児とは、文字どおりオムツを外して生活させる育児のことです。2歳頃から始めるトイレトレーニングとは目的が異なり、最大のポイントは、赤ちゃんの心地よさを大切にするということ。

僕は物心ついてからオムツを履いて排泄したことはありませんが、想像することはできます。オムツにおしっこやウンチをすることはとても気持ち悪いことだと思います。

オムツなし育児では、赤ちゃんの排泄・排尿のタイミングを仕草から察知し、おまるやトイレでさせます。オムツの外でおしっこ・ウンチをすることで赤ちゃんとしても気持ち悪くなく、排泄をすることができます。

僕はこちらの本を買って参考にしました。

 

五感を育てるおむつなし育児―赤ちゃんからはじめるトイレトレーニング (セレクトBOOKS)

五感を育てるおむつなし育児―赤ちゃんからはじめるトイレトレーニング (セレクトBOOKS)

 

 

 

おむつなし育児のやり方

やり方はとても簡単です。赤ちゃんが排泄をしそうなタイミングでおまるに座らせたりトイレに座らせたりしてオムツの外で排泄させるというもの。トイレでなくても洗面台やお風呂でもOKです。(言うのは簡単ですが、これが難しい…)

ポイントは以下。

  • 全て成功しなくてもOK!むしろ初めのうちは排泄のタイミングなんてほとんどわかりません。パパやママの時間に余裕があり、できるタイミングでゲーム感覚でやってみるくらいの気持ちが大切です。
  • おむつは付けていてもいい。おむつなしと言ってはいますが、おむつは履いていてもいいんです。その中で、「あ、今おしっこしそうだな」と思ったタイミングだけオムツを外しておまるに座らせます。夜中はどうしても気をつけることができませんので、普通の紙おむつをつけて寝ればいいんです。
  • 赤ちゃんの仕草をよく観察して、いつ排泄するかを察知する練習をする。一番わかりやすいのが寝起きのタイミングです。朝起きた時や、昼寝後のタイミングでオムツが濡れていないときがあります。そしてそういう時って3分もしないうちにオムツが濡れるんですよね。赤ちゃんも寝ている時は膀胱におしっこを溜めていて、起きてからおしっこをしているんですね。そうやって、少しずつおしっこをする仕草を見つけていきます。

 

いつから始める?

おむつなし育児はいつから始めてもいいとされています。新生児からでもOK。でも、まだ首がすわっていない状態から始めるとおまるに座らせることが難しいので、首がすわる3ヶ月頃から始めるのがやりやすいとのこと。

我が家の赤ちゃんも3ヶ月になり、首が座り始めたのでそろそろ始めてみようかなと考えました。

 

早速実践

おまるはホーローのおしゃれなものを買いました。

 

確かに様子を見ていると、突然黙るタイミングがあって、その直後におしっこをしたり、寝起きのタイミングでよくおしっこをするという傾向がつかめてきました。しかし、いざおまるに乗せてみるとなかなかおしっこが出ません。初めのうちはおまるに乗せるのもなかなかうまくできなくて苦戦しました。

 

そうやって数日、タイミングを見て何回か試した結果、お昼の寝起きのタイミングでなんと一度おしっこをおまるでさせることができました!おむつなし成功です!

 

おしっこがうまくキャッチできたので(オムツの外で出来たことをキャッチしたと言います)、今度はウンチをキャッチしてみたいのですが、ウンチのタイミングだけは全然わかりません。遊んでいていきなりブリブリし出す時もありますし、全く仕草がわからないんです。これはもう少し時間がかかりそうです。

 

おむつなし育児は気負わないことが一番大切。キャッチできたらラッキーくらいの感覚で赤ちゃんとゲームを楽しむようにやると、長続きすると思います。

 

おむつなし育児の効果

トイレトレーニングの目的は子供が自力でトイレに行って、便座に座って、排泄してという一連の流れを全てできるようになること。

おむつなし育児では、赤ちゃんは自力でトイレに行くことができない時から始めますからトイレトレーニングではありません。おむつなし育児をしても、完全にトイレを使えるようになるのは、最速でもちゃんと歩けるようになってからになります。

 

おむつなし育児の効果は、赤ちゃんに「オムツの外に排泄するのが普通である」という感覚を早いうちから思い出してもらうためにあります。オムツをつけて、そこに排泄するのが普通になってしまっている赤ちゃんにいきなりトイレトレーニングをして、「そこに出すんじゃないよ。トイレに行くのよ」と教えても、赤ちゃんにとっては慣れた習慣を変えるのは難しい。

そこで、まだ立てないうちからオムツの外に排泄させることで、トイレトレーニングを始めやすくします。また、うまくいけば自力で立ち、1語の言葉を喋れるようになる1歳過ぎからトイレトレーニングを始めることができるそうです。

 

まずは続けてみる

生後3ヶ月から始めてどのくらいうまくいくかわかりませんが、まずは続けてみようと思います。言葉を喋ると同時にオムツが取れたらいいですね。