もじさんぽ

絵本の読み聞かせと育児を楽しむ日記

何の前触れもなく赤ちゃんが突然ビクッとして大泣きする

 

生後1ヶ月を過ぎた我が家の赤ちゃんですが、母乳を飲んでいる最中に突然両手を広げてビクッとします。顔も驚いた顔をしています。その後ギャン泣き。自分で勝手に驚いてそれで泣いています。

 

モロー反射とは

原始反射の一つで、モロー医師によって発見されたものらしいです。原始反射とは、赤ちゃんが生まれつき持っている反射反応のことで、育つにつれて無くなっていきます。赤ちゃんのてのひらに自分の指を乗せると握ってきたり、おっぱいを唇に触れさせると吸い付いてくるのも原始反射の一つになります。

モロー反射の特徴は、赤ちゃんが落下しそうになった時に周りのものに捕まるために、両手を広げて抱きつこうとする動きです

このモロー反射ですが、大きな音を立てたり、突然刺激を与えたりするとよく起こります。また、この反射は赤ちゃんにとってとても不快なものらしく、反射が起きた後に泣くことがあります。

モロー反射は通常、生まれてから3ヶ月頃まで見られるようです。この反射がなくなると首の神経が発達して首が座るようになると言われています

 

何もしなくてもモロー反射

さて、我が家の赤ちゃんは、何もしていないのにモロー反射をしています。これって大丈夫なのかな?と不安になって調べて見ましたが、結論として、あまり気にしなくていいみたいです。

多くの赤ちゃんが、何もしていなくてもモロー反射をしていた時期があるようです。また、大人にとっては何も起きていないように見えても、何か特定の音に反応していたり、赤ちゃんが不安定な場所にいると感じるような体勢をとっていたりのかもしれません。

大人が気がつかないところで、危険を感じているんですね。

ところで、我が家の場合、このモロー反射が起きるとまず間違いなく泣き出してしまいます。せっかく母乳をあげていて、うとうとしている時に限って起こります。

親からしたら、可哀想だし、寝てくれないしですごく大変です・・・赤ちゃんも大変でしょうけれども。

 

モロー反射で赤ちゃんが泣き出したら

赤ちゃんは危険を察知して不安な状態です。我が家の場合は、抱いて安心させてあげると泣き止んでくれることが多いです。

大きな音を出したり、床に急に落とそうとしたりすると発生しますが、あまり面白がってやってはいけないみたいです。自然に勝手に起きてしまうのは仕方がないとして、それ以上にたくさんすると、赤ちゃんが恐怖心を抱いてしまうようになるそうです。

モロー反射している瞬間の赤ちゃんってすごく可愛いんですけどね。こちらから好んでやらせてみることはやめておきましょう。

 

赤ちゃんの成長には全く問題ないものですし、首がすわるのと引き換えに消えていく反射なので、この時期しか見れないものと思って、優しく見守ってあげようと思っていれば、親としても心配しなくていいですね。