もじさんぽ

絵本の読み聞かせと育児を楽しむ日記

男性の育児休業準備。権利を主張しすぎないこと!

育児休業の準備を進めています。 申請書類の準備等もあるので、早め早めの準備が必要です。

まずは、上司への相談を行いました。 数ヶ月前から事前に育児休業を取得したい旨をしっかり伝えておいたため、仕事の調整もしてもらって、引き継ぎさえすれば問題なく取得できそうです。

妻の出産予定日から約1週間ほど後に開始となるように担当部署に申請書を提出します。ほとんどのことは担当部署が行なってくれますが、育児休業給付金等の手続きなどもしなくてはなりません。 ここをしっかりやっておかないと休業中、全額自腹で過ごすことになってしまいます。(うちの会社では家賃補助なども期間中は出ないので、しっかり確認しておいたほうがいいですよ)

社内調整大事!

やっぱり、一番重要なのは社内の調整でしょう。うちの会社は男性の育児休業取得がまだまだ一般的でなく、2週間以上取得した人は全体の数%になります。国の調査では、男性の育休取得率は3%ほどしかないので、ほとんど一緒の比率になっています。その上、上司陣が結構お固い文化なので、「なんで取る必要があるの?」みたいな雰囲気を出してきます。この雰囲気に屈してしまったら負けです。丁寧に、説明するのと、取得させていただくことに大変感謝している感を十分に醸し出して、チームのメンバーへもしっかり感謝を述べて、立つ鳥あとを濁さずの精神で下手に下手に出るようにします。

育児休業を十分に取得するための一つの儀式だと思って、ちゃんとやるべきです。会社が固ければ固いほど。

国の制度として、誰でも取れるんだから当然の権利を行使するのは自由でしょ?!と僕も思います。

でも10年前は誰も取っていなかったんです。しかも高度経済成長期で、とにかく男は外で稼いでくるという文化が出来上がってしまった。江戸時代とかまで遡ると、イクメンなんて当たり前のことだったみたいですけど、昭和の時代はそうではなかった。そういう環境で育ってきて、子供を大学まで出して満足している親世代が役員やマネジメントをやっているんですから、話が合わなくて当然です。

今いる会社に今後何十年もいるわけじゃないかもしれませんが、小さなところで波風を立てる必要はありません。男性が育児休業を取得したという実績を一つ積み上げただけで、同じように育休を取得したい男性社員の背中を十分に後押ししていると思います。

というわけで、なんとか役員の皆さんにも理解されたりされなかったりで、一応OK出してもらいましたので、申請周りのことをちゃんとやって、育児休業に備えたいと思います。